入店して通されたのは、店奥にある、靴を脱いで一段上がったテーブル席。
アクリル板で分かれている相席のテーブルに友人と2人で座る。
老舗を感じる深い色の木の壁と床が特徴的な雰囲気。
素足で感じる床のぬくもりが心地いい、古い日本家屋の懐かしさがある。(たまらずスリスリする)
席に着くと、六月の終わりでもう感じているむし暑さをやわらいでくれるような涼しげなメニューが目に入る。
「たん」を目的にやってきたが、「ブロッコリーのおひたし」「さらし玉葱」「冷し焼きなす」など、さっぱりと
したメニューがやたらとうまそうに見える。(おひた”し”、さら”し”、冷”し”の”し”がよい)
まず頼んだのは「ゆでたん」「焼きたん」「ブロッコリーのおひたし」「冷し焼きなす」。
さっぱりイケメンのお兄さんが注文後に秒で運んでくる。(本当に5分くらいで)
たんたんたん。と待つ余韻はなく、テーブルが埋まる。
とりあえずブロッコリーのおひたしからいただく。これがまあうまい!ブロッコリーの茹で加減が絶妙で、
かむと音が鳴るくらいサッと茹でた具合。(これが家でできたなら…!)
次いで食べたのは、メインのゆでたん!私はここのたん三強メニューのうち、ゆでたんが一番だった。
ほろほろのたんに出汁がよく染みてて、わさびがよく合う!焼きたんも七味と合ってよかったが、ゆでの圧勝…。
冷し焼きなすは、炭火焼きの香ばしさが副菜ながらぜいたく。
こりゃなんでもうまいぞ!と味をしめた我々喰いしん坊は、「山芋炭火焼」「ミニシチュー丼」を追加。
また、たんたんたんとさっぱりお兄さんが運ぶ。山芋の炭火で焼かれた模様が食べる前からうまい…。
案の定うまかった。なんで炭火ってぜいたくに感じるんだろう?
そして、締めのミニシチュー丼!この丼は、たん三強メニューのラスト、たんの煮込み?が白米にかかってる。
米LOVERにおすすめの締め。ちょこんと端にのったからしとシチューが合って、想像よりさっぱりと食べられる。
三強それぞれにマッチする薬味があるみたい。
まだまだ食べたいところだが、入店後に気づいた「支払いはキャッシュオンリー」に強制ストップをかけられ、
今日はこちらで完。(ぴったし現金持ってた友人が女神でした)
今夏、また行かせてもらおう。